Unityエディター内での作業に欠かせない、Scene Camera。これを動かして、Unityシーン内を飛び回ることが出来ます。私達がUnity Editorのシーン・ビューとして見ているのが、このScene Cameraがレンダリングしている映像です。
エディター内では、いわゆるFPS操作でこのカメラを動かすので、この操作に慣れている人であればかなり自由に移動し、アングルを決めることが出来ます。
このFPSカメラで決めた位置や視点、アングルをゲーム内のカメラに反映出来たらかなり便利ですよね?はい!出来ます!
シーンビュー右上に並ぶアイコン群の中にカメラのアイコンがあるのでそれを開きます。Scene Cameraの各設定が行えるメニューです。
ここの右上の歯車を押すと、コピペに関する操作項目が出てくるので、ここで"Copy Placement"を選択します。
これでScene Cameraの位置情報、画角がコピーされました。後はこれをペーストしたいカメラを選択し、Transformコンポーネント上で右クリックし、ペーストします。
ペースト項目から"Position (World)"を選択すると、座標位置と回転がカメラにペーストされます。
これでシーン・カメラと同じ場所、同じアングルにカメラが移動回転出来ました。これで数値入力や、カメラ・オブジェクトをマウスで動かすよりも遥かに直感的にカメラ設置が出来るのではないでしょうか。
これも2021.1以降からの新機能のようなので、Unityどんどん良くなってる!と嬉しいですね!