Unityでインディゲームを作る!

Unityでのゲーム制作を目指し、それに関わる話題についてのブログ

Unity エディターのシーン・カメラの位置、画角をゲーム・カメラに反映、コピーする方法 [Unity 2021]

CopySceneViewToCamera_Cover

 Unityエディター内での作業に欠かせない、Scene Camera。これを動かして、Unityシーン内を飛び回ることが出来ます。私達がUnity Editorのシーン・ビューとして見ているのが、このScene Cameraがレンダリングしている映像です。

 エディター内では、いわゆるFPS操作でこのカメラを動かすので、この操作に慣れている人であればかなり自由に移動し、アングルを決めることが出来ます。

 

 このFPSカメラで決めた位置や視点、アングルをゲーム内のカメラに反映出来たらかなり便利ですよね?はい!出来ます!

 

CopySceneViewToCamera_SettingBar

 シーンビュー右上に並ぶアイコン群の中にカメラのアイコンがあるのでそれを開きます。Scene Cameraの各設定が行えるメニューです。

CopySceneViewToCamera_SceneCameraSetting

 ここの右上の歯車を押すと、コピペに関する操作項目が出てくるので、ここで"Copy Placement"を選択します。

CopySceneViewToCamera_CopyPlacement

 これでScene Cameraの位置情報、画角がコピーされました。後はこれをペーストしたいカメラを選択し、Transformコンポーネント上で右クリックし、ペーストします。

CopySceneViewToCamera_Paste

 ペースト項目から"Position (World)"を選択すると、座標位置と回転がカメラにペーストされます。

CopySceneViewToCamera_PastePosition

 

CopySceneViewToCamera_newTransform

 これでシーン・カメラと同じ場所、同じアングルにカメラが移動回転出来ました。これで数値入力や、カメラ・オブジェクトをマウスで動かすよりも遥かに直感的にカメラ設置が出来るのではないでしょうか。

CopySceneViewToCamera_Result

 これも2021.1以降からの新機能のようなので、Unityどんどん良くなってる!と嬉しいですね!