無料アセットにも良いものがたくさんあります。とはいっても有料アセットを上手く活用することが、Unityにおいて重要な課題だと思います。そんなAsset Store巡りで見つけた、良さげなアセットを5個紹介!
※Youtubeへのリンクが多いので、少し重いかもしれません。
全てがここにある?
Unityにはアセット・ストアというUnityでつかえるあらゆる素材、ツールを販売しているストアがあります。ありとあらゆるものがあるので、お金さえあれば買い揃えたものだけで、プロ級のものが作れてしまいそうな具合です。(おそらくそんな簡単には、上手くいかないでしょうが。)
ただし、その数、範囲は膨大であり、どんなものがあるのか?というのを把握するのにも膨大な時間がかかりますし、もちろんそれを全部買うわけにもいきません。なんで慎重に吟味して、選択する必要があるわけで。しかも買って終わりではなくて、使いこなせるようになるまで時間もかかりますからね。
なんで時間を見つけては、アセットストアをぶらぶら巡る、ということを最近になってはじめました。いくつかの比較的安価なアセットは既にいくつか買っていましたが、やはり本格的に探るとなるとなかなか大変です。 しかし、探してみるとやはりいろいろ面白いものが見つかりますね。ということで買ったものを含めて、いくつかまとめてみたいと思います。
世界が曲がる? "Curved World"
一個目らしく、派手に行きましょう!これをはじめてみたときはビックリしました!
地球が丸いことは皆知っていますが、これはその認識をぶっ壊します。
https://www.assetstore.unity3d.com/jp/#!/content/26165
Unity内部の位置関係に影響を与えることなく、その見え方のみに効果を与えるシェーダーのようです。映画『インターセプション』のようなひっくり返り、あるいは界王星のような小さな惑星みたいなのも再現できます。
奇妙な空間感は、興味深いですよね。そのうち買いたいです。
時間を支配せよ! "Chronos Time Control"
続いても、これはいずれ購入してみたいアセット!!
https://www.assetstore.unity3d.com/jp/#!/content/31225
時間を自由にコントロールできるようになる機能に関するスクリプトです。これも見た目的なインパクトはすごいですし、うまく活用できたらおもしろいゲームが出来そうです。スタープラチナごっこがやりたいっすねー。
時間巻き戻しによる、推理パートはバットマン・アーカムシリーズでは御馴染みですが、とにかくアイディア次第でいろいろなコトが出来そうです。
パーティクルを極める。Ultimate VFX V2.6
パーティクル・システムというとUnityに内蔵された、大量の画像を表示させる機能であり、映像的な特殊効果を得るために使われます。その決定版アセットの一つともいえるのが、このUltimate VFX (V2.6)です!これは買いました!
(動画は無音ですが、正常です。)
https://www.assetstore.unity3d.com/jp/#!/content/26701
パーティクル関連も当然のように、大量にありますし、かといって自分で一から作るのも、学ぶのも無理!と悩んでいた中見つけたのが、このアセットでした。見たとおり綺麗なエフェクトで、日本人でも使いやすい癖のないキャラクターです。リアル系もゲーム系も一通りあります。
既成のエフェクト群が多彩で、作者本人によるチュートリアルがyoutubeに上がっています。(当然英語のみ)それを見ながら、アセットに含まれる各マテリアルなどを使いつつ、自分で作ってみるのが良い勉強になっていますね。
そういう意味では、当時で約4000円、という値段はかなり手頃だと思いますね。アップデートごとに高くなるようなので、早いに越したことはないと思います。
無料の火炎系パーティクル・アセット"Inferno VFX"もあるので、
https://www.assetstore.unity3d.com/jp/#!/content/50735
これを試してみてから、でもいいんじゃないでしょうか?
サバイバル・ゲーム作るなら"Ultimate Survival"
これは出たばかりのようです。なぜか、お洒落なファンクが流れる動画↓
https://www.assetstore.unity3d.com/jp/#!/content/80368
最近はだいぶ食傷気味ですが、いわゆるクラフト要素アリのサバイバルゲームを作りたい!という方にはぴったりのほぼ完成形アセットです。
いわゆるRustとかForestとかそっち系統ですかね、銃もあるようです。
Version 0.1ということで今まさにスタートアップしたばかりのようですが、一通りの要素は十分出来上がっているように思います。
おそらく完成版は、一万は軽く超えるでしょうから早めに買ってしまうのも手かも。ただしsteamのアーリーアクセス同様、Unityのアセットといえど過剰な青田買いは控えた方がいいかもしれません。そこらへんも難しいところですよね。
[追記]
Deprecated、つまりこのアセットはアセットストアでの取り扱いが終了しています。
カメラが全てを決める。"Third Person Camera"
3Dゲームにおける”カメラ”の重要性については、いずれ記事としてまとめたいところですが、これさえあれば大体オッケー!なのが、このスクリプト・アセット。
https://www.assetstore.unity3d.com/jp/#!/content/47601
これも買ったアセットの一つです。というのもカメラに関するプログラミングってかなり難しくて、やはり何らかのアセットを買うべきだろうと。いくつかのパタンによってスクリプトが用意されているので、カメラに貼り付けて、簡単な設定、調整するだけです。
壁際でカメラが壁を意識して動いたり、あるいは狭いところでの視点移動など、いわゆるメジャータイトル作品のようなカメラの動きをしてくれます。アセットのレビューにもありますが、ゲームを作るべきであってカメラシステムを作るべきではない!本当にそう思います。めんどくさ!!
とは言え、自分である程度のカメラ系スクリプトは書けるようになったので、それについては別の記事で発表できたらな、と思います。
最後に。
というわけで、5つですが面白そう、また役立つアセットを紹介させていただきました。もちろんまだまだありますので、随時このような紹介記事が書ければと思います。
次回は、無料アセットについてまとめてみるのもいいかもしれません。
ではまた!!