Unityでインディゲームを作る!

Unityでのゲーム制作を目指し、それに関わる話題についてのブログ

MadeWithUnity探検隊! 『シロペンロード』 線を描いてナゾを解け!  

Shiropen-Road-Title

 コガネブログさんが作ったフリーゲーム『シロペンロード』について、今回のMadeWithUnity探検隊はお送りいたします。ステージ2までのネタバレを含みますので、ご注意ください。

 白黒ドット絵調の見た目はシンプルなパズルアクション・ゲームですが、自由度の高いパズルゲームとなっており、普通にアプリとして売れるのでは!?という作品でした。

 シロペンロード | フリーゲーム投稿サイト unityroomで公開されており、Web版をフリーで遊ぶことが出来ます。

Shiropen-Road-Finish

 アクション要素が強いパズルゲーは好きなので、一気にプレイしてしまいました。追加のクリア条件が各ステージごとに三つあるのですが(後述)、それを全て満たすとパーフェクト・クリアとなります。これを全ステージでやったので一通り遊んだと言えると思います。

 

ゲーム性について

 このゲームはプレイヤーが画面上に(ほぼ)自由に線を描いて、それを利用してゴールとなる宝石を目指すゲームです。基本動作は左右への移動とジャンプ、という2Dアクションのそれです。そしてマウスをクリック&ドラッグで白い線を描くことが出来、それは物理挙動を伴うオブジェクトとなります。

Shiropen-Road-Stage01

 これはまさに1ステージ目です。三枚のコインが宙に浮き、向こう岸にはゴールとなる宝石があります。ジャンプしても、目の前の谷を越えることはできません。

 

Shiropen-Road-Bridge

 単純に考えれば、橋を架ければいいので描きます。白ペンオブジェクトは重力が作用するので、岸にちゃんと引っかからないと谷底へ落っこちていきますが、ほとんどの人が問題なく橋を描けることが出来ると思います。

 

Shiropen-Road-Stage01-Result

三つの追加条件

 ということで橋を渡りながらコインを回収し、宝石に触れるとステージクリアです。しかし、条件の一つをクリアできませんでした。全ステージにある三つの追加条件は、全コインの回収と描いた線を一定の長さに収めることが出来るか、というものになります。今回は単純な橋を掛けたのですが、40以内にするのに工夫が必要になります。

 ちなみに画面の左上に描いた線の長さが表示されており、超えてしまったら、Rキーを押してリトライする、というトライ&エラーが出来ます。

 

自由度について

Shiropen-Road-Stage02

 それでは2ステージ目で、工夫の仕方とシロペンロードの持つ自由度について書いていきたいと思います。プレイヤーはまず、地面下の小部屋からスタートします。穴底から脱出することが最初の目的です。

 超えるべき穴は3マス分なので、ジャンプで普通に飛び越えられます。なので、ここから出さえすればなんとかなります。作者が公開したPVでは、ここでは階段を描いていました。階段だと第二条件の80以内はクリアできるのですが、第三条件55以内は厳しいので別の解答が必要です。

 

Shiropen-Road-Stage02-Answer01

 白ペンオブジェクトは重力の影響を受け、形によっては不安定になりますが、強度は滅茶苦茶ありますし、主人公の体重の影響は受けません。なので、かなり自由な形状を描くことが出来ます。上画像ではフックとS字型の台を描きました。

 

Shiropen-Road-Stage02-Answer03

 グニャグニャとした、こんなのでもしっかりクリアすることが出来ます。自由度が高いゆえに、白ペンオブジェクトに変にめり込んだり、身動きが取れなくなることもありますが、それはご愛嬌。

Shiropen-Road-Stage02-Result

ミッション・コンプリート!

 というわけで、ステージ2をパーフェクト・クリアすることが出来ました!こんな感じで、全40ステージいろいろな解法でプレイすることが出来ます。

 

まとめ!

 パズルゲーではあるのですが、アクション性や白ペンオブジェクトの物理特性を利用した、かなりハチャメチャな解き方も可能な楽しいゲームになっています。興味ある方はぜひ触ってほしいゲームです!