Unityでインディゲームを作る!

Unityでのゲーム制作を目指し、それに関わる話題についてのブログ

Unity Integrated Success編 Unity eBook "Optimaize Your Mobile Game Performance" を読み解く

Optimize_Your_Mobile_Game_Performance

 Unityが無料で発行しているeBook "Optimize Your Mobile Game Performance"を読み解いていこう!という、この企画も今回でいよいよ最終回!無事に最後まで完走出来たので良かったです。

前回はWorkflow and collaboration編

 

 今回の章は、Unityが自分のプロジェクトを監修してくれたりする、Unity Integrated Successというサービスについての章です。これが利用できるくらいの規模のゲームを作れるようになりたいなぁ、と思います!

 

Unity Integrated Success

 (パーソナライズされた)個別の指摘が必要な場合、Unity Integrated Successの利用を考えてみてください。

 Integrated Successは、サポート・パッケージ以上のモノです。その利用者は、Unityのソースコードにアクセスして、コードを読んだり改造したりするオプションを加えることも出来ます。

 このアクセス権は、適合させるためにソース・コードを深く調べたい、あるいはコードを他のアプリケーションに再利用したい、という開発チームにとって有用です。

 

プロジェクト・レビューをしてもらおう

 プロジェクト・レビューはIntegrated Successパッケージの中でも欠かせない部分です。可能な時には、私達はその利用者の所まで赴き、そのプロジェクトを私達自身が理解するために丸二日間滞在します。

 私達は、様々なプロファイリング・ツールを使って、プロジェクトのパフォーマンス上のボトルネックを検知し、現状の要件と設計判断の中でファクタリングします。

 私達はまた、パフォーマンス上の最適化によって、より速く、安定し、効率化できそうなポイントも特定します。

 

 ビルド時間が少ない、(シーンのモジュール化、アセットバンドルの重用などによって)よく設計されているプロジェクトにおいては、新たな問題を発見するために、現場での変更と再プロファイルを実行します。

 

 私達が問題を直接解決することが出来ないインスタンスについては、出来る限りの情報を集めます。それから、Unity社内に戻り、更なる調査の画策を行い、必要となれば、Unityの研究開発部門に属する専門開発者を紹介します。

 

 レビューの成果は、利用者の要望により異なるのですが、特に発見したモノをまとめたレポート、推奨案が提供されます。

 

 私達のゴールとは私達の顧客に対して、内在する障壁、リスクやその適切な解決方法を特定し、開発を前進させる最良の実践に沿えるよう手助けすることで、最高の価値を常に提供することです。

 

Developer Relations Manager (DRM)

 プロジェクト・レビューに加えて、Unity Integrated SuccessではDeveloper Relations Managerも派遣しています。

 DRMはUnityの戦略的アドバイザーであり、Unityを使いこなす手助けをするのに、チームの外部顧問に素早く着任出来る存在です。

 

 あなたのDRMは専用テクニックと、問題を先回りできて、プロジェクトをすぐに立ち上げ、円滑に運用できる指導的な専門性を提供します。

 

 もし、Integrated Successやプロジェクト・レビューをもっと学びたいならば、Unityのセールス部門に聞くか、コンタクト・フォームから連絡を取ってください。

 


 

 うおーー!終わったぁ!文字数にしたら、全ての章で一万文字を軽く超えていると思いますが、これでやっと終わりました!

 

 今回の企画は完全な見切り発車ではあったし、最終的にはほぼ翻訳みたいな内容になったんですが、読み返しつつ記事を書いてると、本当に役立つことしか書いてないんですよね。

 だから大変ではあったけど、全然その労力に見合う試みだったと思います。Unity 2021のLTS版が出る際(3月)にまた、このeBookの新しいヴァージョンが出ると思うので、出たらこちらの記事達もアプデしていきたいと思います。

 

ひとまずは無事完結!ありがとうございました!!