今回はOptimize Your Mobile Game PerformanceのAdaptive Perfomance編です。この章は短いので、サクっと行ってしまいましょう。Adaptive PerformanceはUnityパッケージとして準備されており、パッケージ・マネージャーからインストールできます。
恥ずかしながら、自分はまだちゃんとAdaptive Performanceを使ったことがないので、これを機に勉強して行けたらなと思います。では、以降は本文の簡潔な翻訳、まとめになります。
Adaptive Performance
UnityとSamsungによるAdaptive Performanceで、モバイル・デバイスの温度や電力状態をモニタリングすることができ、適切に対応できる準備を整えます。Adaptive Performanceによって、開発者はグラフィックの質を保ちつつ、制御された方法でゲームのパフォーマンスを向上させることが出来ます。
アプリケーションの詳細な調整のためのAPIを利用できる一方で、このパッケージは自動モードも提供してくれます。自動モードでは、いくつかのカギとなる指標に基づき、Adaptive Performanceがゲームの設定を決定してくれます。
・以前のフレームから望まれるフレームレート
・デバイスの温度
・発熱イベントに対するデバイスの密接度(?)
・CPUが重いか、GPUが重いか
これらの4つの指標でデバイスの状態を判定し、Adaptive Performanceはボトルネックを減らすために設定を(自動で)調整します。これはインデクサーと呼ばれる、デバイスの状態を示す整数値が提供されることによって行われます。
よりAdaptive Performanceについて学びたい場合は、パッケージマネージャーのページからサンプルをインストールできます。
各サンプルはそれぞれ特定の尺度に対して、反応します。これにより、様々な尺度があなたのゲームにどのような影響を与えるかを確認することが出来ます。
Adpative Performance の各種設定やAPIとどう連携するかについて詳しく学ぶのにユーザーガイドも見ることをお勧めします。
というわけで、Adaptive Performanceについての章でした。モバイルゲームを作る際には絶対に使うべきツールだと思うので、そろそろ使い方を覚えておきたいです。そうなると、やっぱ覚えること多いですね!
次回はProgramming and code architecture編です!